Addictive Handle
小島雄一郎+橋本悠希+梶本裕之
触感の心地よさを提示するため、手動鉛筆削りの感覚を再現した作品です。
見慣れたハンドルを回すと、
誰もが幼い頃に体験した独特の鉛筆を削る感触がよみがえります。
River Boots
野見山雄太+矢島佳澄+木村孝基+山岡潤一+鎌田洋平+大島遼+筧康明
近年、触覚をバーチャルリアリティによって再現するハプティックデバイスが注目されています。
RiverBootsは、足に触覚を呈示する事で、仮想の川を歩く等の体験が可能なハプティックデバイスです。
デバイス内に配置したスピーカーの振動が、音を伴って触覚を呈示し、
ユーザのインタラクションによって様々に変化します。
Vib-Touch:指先で感じるインタラクション
昆陽雅司+土屋翔+岡本正吾+山内敬大+石井優希
いつでもどこでも触覚を。
Vib-Touchは十字キーのような小さなポインティングデバイスで触力覚の呈示が
可能なモバイルインタフェースです。触覚に用いるのは振動刺激ですが、ただの振動ではありません。
画面中のものを,なぞったり,動かしたりしたときの力のような
感覚を再現します。
GravityGrabber
南澤孝太+舘ワ
GravityGrabberは、空の箱やグラスの中に
まるで何かが入っているかのような感覚を提示するシステムです。
実際には存在しない物体の重さや慣性質量の提示を、
指先に装着するシンプルなデバイスで実現しました。
紙製の畳
大建工業株式会社
畳は建材の中でも、日本独特の床材の1つであり、
その肌ざわり感(風合い)を好む方は少なくありません。
最新のテクノロジーでは、一般的な畳おもてと同じ織り方で
紙を織ることで、畳の風合いを損ねることなく
耐久性・耐変色性、はっ水性などの機能を加えることが可能となっています。
布の見本帳
カトーテック株式会社
生地の触感のことを、織物業界では風合いと呼びます。
あまたの数ほどある布の風合いをいかにして表現・定量化するのか。
その答えの1つは、職人が生み出した言葉の中にありました。
布の見本帳は、豊富な経験が名付けた
風合いの言葉を軸につくられた、触感の辞書です。
京都・織物産業のニーズから生まれた最初の触感評価技術は、
KES(Kawabata Evaluation System)として、
今も多くの産業の中に息づいています。
人肌コレクション
白土寛和 + 宮下高明 + 野々村美宗 + 前野隆司
本展示は、人の肌のような触感を呈する人工皮膚を集めたものです。
皮膚表面をデザインすることにより、 スベスベ、モチモチ、カサカサ、
果ては感じたことのない肌感を表現できます。
多様な「肌っぽさ」を、あなたの肌で感じとってみてください。
naadee
plaplax (2010年 新作)
本作品naadeeは、触感を視覚化し拡張することをねらっています。
naadeeデバイスを手に持ち、身の回りのモノをなでると、
デバイスのディスプレイに材質と触り方に応じた
アニメーションとさまざまなオノマトペがリアルタイムに表示されます。
触ることでヴィジュアルを生成し、またそのヴィジュアルが触感を定めていく、
そんなサイクルを生み出します。
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